【AGAについてご説明します】上越市毛髪診断士のいる美容室
2022/01/27
テレビや男性化商品売り場などでAGAという文字を見かけたことはありませんか?
最近では見かける機会が増え、ご存知の方も多いかもしれませんが、AGAについてご説明しようと思うます。
正式にはAndrogenetic Alopeciaと言い、略称がAGAです。
日本ではアンドロゲン性の脱毛症と言われたり、一般に良く言われるのが男性型脱毛症です。
男性特有の脱毛症で、多くの男性のお客様から抜け毛や薄毛への心配の声を頂きます。
それくらい多くの方の悩みのタネになる抜け毛関連の中でも、特に、いや絶対に回避したいのはAGAだと思いますw
そんなAGA君の原因と仕組みをご説明しようと思います。
AGAの一番の原因はホルモンです。
男性型脱毛症(AGA)について説明する前に、まずはヘアサイクルについてご説明します。
ヘアサイクルとは髪の成長周期のことを言い、髪の毛が生え始めてから抜け落ちるまでの期間を言います。
ヘアサイクルには[発生期、成長期、退行期、休止期]がありまして、この期間で、髪が生えて、成長して、成長が弱まり、成長が止まり、最後は抜け落ちるというサイクルになっています。
正常なヘアサイクルですと、成長期が一番長く4~6年あり、その期間髪は伸び続けています。
若干男性の方がこの期間は短いと言われています。
そして次第に髪の成長は弱まり、完全に成長が止まる休止期が約3ヶ月あります。
その後髪は抜け落ち、新しく生え始めていくのです。
ですので、正常なサイクルですと約5年間髪は伸び続け、成長が止まって約3ヶ月後に髪は抜け落ちるという仕組みなっています。
ここでAGAの話に戻りますと、AGAは男性型脱毛症と言われる通り、男性特有の脱毛症になります。
主な原因は男性ホルモンでして、男性ホルモンが毛根内の細胞に悪影響を与え、成長期間を短くさせてしまいます。
そして逆に休止期間を長くさせてしまい、髪の毛が成長しつらい環境になってしまいます。
この脱毛症は一気に髪が抜け落ちるわけではなく、徐々に髪の成長は衰えていき、どんどん短く細い髪が増えていくのです。
そうすると、髪全体の密度がへり、抜け落ちる周期も早くなり、薄毛へと進んで行ってしまいます。
これがAGAの大まかな仕組みです。
さて、AGAを大まかにご理解いただけましたら、最も大切な改善方のお話しです。
ですが残念なことに、AGAの多くは遺伝的要因を持っている人に起こる老化現象なので、進行を止めて元に戻すことは極めて困難と言われています。
唯一効果的な方法としまして専門の医療機関での治療になります。
薬の服用などで、男性ホルモンを抑える事が最も効果的と言われています。
薬の副作用が懸念されますが、有効です。
心配な方は一度専門の医療機関を受診されることをお勧めします。
AGAは遺伝的な発症がほとんどですが、ヘアサイクルの老化現象ではあるので、薬の服用意外にも老化を食い止めるといった対策はとても大切です。
タバコやお酒を控えたり、頭皮の状態を健康的に維持することはとても重要です。
医療機関での治療と合わせて頭皮の健康維持することも意識する必要があります。
例えAGAではないとしても、男性の薄毛の悩みはとても多いです。
薬を飲むほどではないけれど、改善したいという方は、とにかく老化現象を食い止めるためアンチエイジングを心がけましょう。
食生活や生活習慣を見直し、頭皮を労ることで改善が見込めます。
お酒、タバコ、運動不足、食生活、睡眠、これらは体の健康に大きく関わっていると思うので、見直すのも一つの手段でしょう。
そして頭皮のタイプに合ったシャンプーを使ったり、育毛剤を使うといった皆さんご存知の方法ではありますが、大切なことは自分の体に合う商品を毎日地道に続けるということが大切です。
その辺はいつでもお気軽にご相談下さい。
まとめ
AGAの主な原因は男性ホルモンで、髪の成長に悪影響を与える。
遺伝的な原因で発症する事が多く、自然に改善されることは非常に困難。
専門の医療機関で治療や薬を服用する事が最も効果的。
治療と一緒にアンチエイジングなどの頭皮ケアをする事も大切。
なんとなくAGAについてご理解いただけましたでしょうか?^ ^
悩んでいる方は知識のある美容師さんに相談したり、専門の医療機関に相談してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。